腹痛の薬の歴史にびっくり!

query_builder 2023/09/25
ブログ
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朝の通勤時、駅のトイレに長蛇の列が

出来ていることがあるようです。



現代社会の弊害であるストレス性の下痢、

過敏性大腸炎の方が増えているようです。



検査では、異常がなくても下痢になる

こんな状態は辛いですね。



いつもブログを見に来てくださって

ありがとうございます。



横浜市都筑区センター南にある

整体サロン宇羅の店長、高田知子です。



昨日のブログで、黒い玉の

「正露丸」の話をしました。



下痢にはとてもよく効く薬

という記憶があります。



「正露丸」は私が子供のころからの

常備薬で、よくお腹を壊していた

私はいつもお世話になっていました。



歴史も古く、薬用効果も素晴らしい

「正露丸」ですが、それよりもっと

歴史がすごい同様の薬があります。



奈良に行ったことのある方は

ご存じの方も多いのではないでしょうか?



薬の名前は「陀羅尼助」と言います。



奈良県を中心に和歌山県、

愛媛県などで製造されています。



成分はオウバクを中心に

ゲンノショウコやセンブリなどが

組み合わされています。



名前はみな「陀羅尼助(だらにすけ)」ですが、

製造している会社によって、

配合量などが少しずつ違うようです。



有名なのは奈良大峯山の

「銭谷小角堂陀羅尼助丸」、

「吉野勝造商店陀羅尼助丸」

でしょうか。



我が家にも緑の袋の

「吉野勝造商店陀羅尼助丸」が

おいてありましたね。



この陀羅尼助名前の由来が面白く

「この薬はとても苦く、

お坊さんが陀羅尼を唱えるために

眠気を押さえるために口に含んでいた」

という説からこの名前が付いたとか。



面白いですね。



でも、この「陀羅尼助」何がすごいって

一番はその歴史なのです。



この薬が出来たのは今から

1300年ほど前のことで、

奈良時代前期の頃ですね。



その頃疫病が大流行したときに、

役行者がこの薬をつくって

沢山の人を救ったと

言い伝えられています。



役行者と言えば修験道の開祖とも

言われている人物ですね。



1300年前にこの薬が出来たという

歴史も凄いですが、つくったのが

役行者というのも驚きです。



そして、その後、吉野山や大峯山の

登山者や行者参りの人々のお土産と

なっていきました。



今のように調子が悪くても

すぐに病院で診察を受け、

薬を処方してもらうことはできない、

そんな時だったからこそ、

薬をお土産だったのですね。



とはいっても、今でも通用する

効果効能なので、家に常備して

おくといいと思います。



そして、外で急に腹痛になった時に

すぐ対応できるように「陀羅尼助丸」を

いつも服のポケットに忍ばせておくと

いいのではないでしょうか。



今日も最後までブログを読んでいただき、

ありがとうございました。

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